年末から書き始めていた(参照:Quick Japan)件、

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vol.103

もう1年以上前の記事の話だけど、今だから分かる事もあります。
さっしーは移籍して来た時に

「秋元先生は
『SKEは“ダンス”で売れ!
NMBは“MC”で売れ!
HKTは“仲の良さ”で売れ!』
って言ってるけど、悔しくないのか?」
といったようなことをメンバー達に言ったそうです。

たしかにHKTにダンスやMC(=お笑い)のような秀でた武器となる飛び道具は無い。
しかし、逆に考えれば何でもアリのアイドルになれるってこと。
本店自体にはセールスポイントの言及は無いけれど、それは
「会いにいけるアイドル。ファンと共に成長をしていく育成アイドル」
という確固たるグループの柱が売りであるのは言わずもがな。
だから、HKTはその基本コンセプトにメンバーの「仲の良さ」を色濃く出せば
そこにファンがつくっていうのが秋Pの狙い。

当時のさっしーにとって“仲の良さ”というのはセールスポイントとして弱い、
むしろ、そんな事を言われる博多にはセールスポイントが無いに等しいぐらいの感覚で
受け止めたようですが、
今のさっしーなら秋Pの言わんとすることが理解できてるのではないでしょうか。

当然ファンから見えるのは表ばかりだし、上辺だけの仲の良さを見せてても
楽屋に戻った裏ではいがみ合ってるかもしれない。
裏側はせいぜいドキュメント映画やググたす等での発言で知ることが出来る位。
だけど、実際のところ48Gでは、自分の推しと仲の良い子も好きになる
という事例は枚挙に暇が無く、
自身だって“りのりえはガチ”、“地方組の絆”
という“仲の良さ”がファンに受け入れられた実例もある。

ちーはる推しやいもむChu!推しなどなど、
推しの推しは好意的に見ちゃうもので、
この部分から考えてもファンの傾向として、色んなメンバーとの
絡みの多いメンバーのググたすはフォロワーが増えることが多い。
まぁだからといってビジネス仲良しじゃ困るんだけどw

以上を踏まえると
秋PはHKT全体で1つの“地方組”になれ!って言いたかったんじゃないかな。
確かに「仲の良さ」ってキーワード的には弱いしパッと見ただけじゃ伝わらない。
だけど知れば知るほど一番心に刺さるのはダンスよりもお笑いよりも仲の良さだと思います。
じゃなかったらあべちゃんの卒業にHKTファンの全てがショックを受けるなんて無かったし、
卒業の2公演であれほど泣くメンバーを見ることも無かったでしょう。

2周年記念公演でわかちゃんが
「HKTが始まった頃、他のメンバーの事でも自分のことのように喜ぶことが出来た。」
といったようなことを述べていましたが、
これはファンも同じで、
めるちゃんがうまかっちゃんのCMに出ることも嬉しかったし、
まどかのTEPPEN参戦も嬉しかった。
逆に選抜漏れなどで悔しさを滲ませるメンバーのググたすを読むと
悔しさを感じますし、どうしてあげることも出来ない悲しさを感じます。
「仲の良さ」は言い換えれば絆や友情、団結など色んな意味が込められたキーワード。

だからBUBUKA 2013年10月号の竹中夏海(メロンジュース振り付け師)さんの

--他に気になった子はいますか?
竹中 兒玉遥さんがすごいしっかりしていました。芽瑠ちゃんと美桜ちゃんのフォローをずっとしてましたね。
--元々センターだった子なんですよね。
竹中 悔しい思いはあると思うんですけど、よくできた子だな、えらいなぁと思って。
2人がふわーんとしてて、間違えたりするところも、兒玉さんが「こうだよああだよ」って丁寧に教えていて。

がメロっぴ♡には嬉しく誇らしい記事として心に刺さる。

140108 - 1

そりゃあ悔しさが無かったなんてありえないし、その心情も少し表に出した事もあった。
だけれど芽瑠と共に、そしてHKT全員で盛り上げていく、そんな気持ちを持ってるはるっぴ。

そして、そんなメンバー達だから箱として大好きでいられるのが今の博多推しの大多数。

meron16

だから、「HKTは仲の良さで売れ!」は正しい。

単にキーワードが格好良くないだけw
HKTが持ってる、売りにしていく「仲の良さ」にはまだふさわしい単語が無いだけ。
極端な話、
「○○」=『仲の良さ、キラキラ感、フレッシュさ、友情、切磋琢磨、一致団結、絆』
ということ。
一言で言い表せる言葉が無かったから「仲の良さ」で代用しただけ。
だから、

九州ツアーは「仲の良さ」で成功させよう!