今更感もあるかもしれませんが、ドキュメンタリー映画の感想も少し書いておきたい事なので触れておこうと思います。
(9つの窓の方の感想は次の機会で)

一回見ておけばいいやって思っていたのに気づけば4回も観る羽目に!w

公開初日に1回目
福岡で舞台挨拶があるということで2回目
HKTの事を知らない人が見たらどういう感想を持つのか知りたくて3回目
名古屋に引っ越してきてHKTが恋しくて4回目

ってな具合で貢いでしまってます…
指原監督、恐るべしw

あ、まだ公開中ですし、これから公開される地域も多く
また、円盤待ちって人もいることですし、ほぼ周知の内容とはいえ以下ネタバレ記事となります。

 
まず、はるっぴ推しとしての感想は

はるっぴに自信を持たせきれていない自分達の応援具合が悔しくもあり、
指原さんに「兒玉ヲタ、もう一息頑張れよ!」って最後通牒を突きつけられたような
恐ろしい映画だな((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル 
って事と
HKTのセンターという特殊な存在について考えさせられました。
“特殊な存在”っていうのは、他のグループのようにセンターがイコールでそのグループを
代表していないって事に繋がります。
SKEのじゅりれな、NMBのさやみるきーと比べると
はるさくにはそこまで強烈なキャプテンシーは無く、良くも悪くもHKTは「ザ指原」という状況。
ただ指原さんが引っ張っているのは事実だとしても、彼女の中で描くHKTの理想像としてひょっとしたら
一番近いのは本店の前田敦子、高橋みなみ、大島優子体制なのかもしれないな…と
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指原さんが矢面にたってたかみなのようにグループを引っ張り
どんなに人気があるエースのさくちゃんが居ても
今、真ん中に配置したいのははるっぴ(あくまでも“今”ね)

仮にあっちゃんがあの時卒業しなかったら、そのifを妄想すると
世代交代が上手く行っていない本店ですが、それが更に難しくなっていただろうと考えます。
そう考えるとHKTははるっぴ以外のセンターというのが実にスムーズに成立します。
奈子ちゃんのヲタの奮起次第ではあるけれどそう遠からずなこみく体制は訪れる筈ですから
序列抜きの特別なポジションがHKTのセンターだと思いました。
そりゃ半端な精神力じゃ本店のセンター様二人を引き連れるセンターなんて出来ないですよね。
その為の試練というか経験の機会がはるっぴにとっての単独リクアワのハロナイだったり、
奈子ちゃんにとっての先日の名古屋公演の「いじわるチュー!」なんだろうな~と
勝手に指原支配人のセンターの育て方ってやつかなと思ってます。
さしらぶが育てるはるさく、めるみお、なこみく…
HKTには他よりもフロント人事の選択肢が多く、将来への不安は少ない状況だと思いますし、
選抜の顔ぶれの硬直感はヲタの頑張りで変えられる部分も大きいことがわかりました。
チャンスは与えられたときに掴まなきゃいけないよね?
ってメッセージだとしたら、はるたん推しはりこぴヲタのようにこの追い風を掴まなきゃいけないよ
という恐ろしい年貢の取り立てのような映画です((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

それとセンターの話題だと、
めるちゃんがセンターってなったときの悔しさは当時もちろん自分も味わっていましたが、
その度合いは私と当の本人とではここまで温度差があったのかと
自分としてはどこにいてもはるっぴが一番なのではるっぴが頑張ってる姿さえ見れれば
ポジションとかは重要じゃありませんが(←何様~!)※さしきた合戦参照
とはいえポジション云々でいえば私は
はるっぴとは違うものの初恋バタフライからのスキ!スキ!スキップ!ではなく、
そこからのメロンジュースでWセンターを狙っていましたし
まあWセンター狙いという少しは推しに似た考えをしていたことが判ったのも良かったかなと
いうのが映画を見て得られた情報です。
初恋バタフライのセンター発表からのはるっぴと鈴木チーフマネのシーンは
ついに見れたという思いもありましたが、
そのシーンよりも直前のさっしーやらぶたんが「行こう行こう」とその場を
通りすぎて行くところが、HKTにも選抜発表、ポジション発表でバチバチになるこの日が来たか!
くわばら、くわばら、退散、退散
って感じがして経験者達だな~という印象を受けました。
HKTの仲の良さを体現していく上でさしらぶがあの時点で居なかったとしたら
あそこでHKTの仲の良さは失われていたのかもしれませんし、
推されることも干されることも知っているさしらぶが居たから今のような
選抜争いなどでバチバチすることはあってもいがみ合わないHKTがあるんだろうなと思えました。

とはいえ、はるっぴが悔しい思いをしている姿を平然と見ていられるほど自分も強くないので
そこのシーンはいつもシンドいです。
そういう意味でははるっぴがセンターじゃないことを知って
「クソッ!」
って思ってくれたなつみかんは率直にありがたい奴だと思いましたよ。

はるっぴがセンターでいたこと、いることの意味を考えさせられる映画でした。
思えば色々あったなぁ~ 、これからも色々あるんだろうな~
と、あの頃を思い出したり、これからの活動へ思いを馳せるような映画。

まぁ映画の総括的な感想としては実に女性的な映画だと思いました。
どういう事かというと、

基本の軸として

・HKTセンター論(フロントメンバーインタビュー)
・選抜の目指し方(りこぴの場合)
・選抜の目指し方(はるたんの場合)
・活動を支える存在(家族、ファン、仲間)

があるんだと思いますが、

話の時系列よりも話題に出た方に話の枝葉が別れていって
女子会のトークや井戸端会議的な女性同士の会話の流れでありがちな話があちこちに飛ぶ感覚、
それがなんとなく女性らしい映画だと感じた理由です。
レッスンの話になればレッスン当時の映像に飛び、MCの話題が出れば当時のMCの映像に飛ぶ
話が目まぐるしくリンクしていて
はるたんが「素敵な仲間に出会えて良かった」と発言したら、直後に
いーちゃんが階段を上るシーンに飛んで「別れ」の尺にリンクしたり
ネットジャンキーの指原さんらしいキーワードにすぐリンクして飛んでいく場面展開で
対比を意識しながら観ると凄く良くできた作品でした。
同時期に観たNMBの方はそういう意味では凄く男性的な王道ドキュメンタリー。
テレ東系の「ガイアの夜明け」を見てる人には、あんな感じだと思ってもらえば判りやすいかもしれません。 
淡々と時が過ぎて行き話が進んでいく中でNMBの活動の一面が見れるスタイル。
ドキュメンタリーらしいドキュメンタリー。
須藤さんの尺はガイアでいうと役所広司の尺みたいなもので私はアリだと思いました。

HKTを知らない人に観てもらった感想もかなり好評で、女子ソフト部だったその子にとっては
顔や名前はわからなくてもポジション争いや努力が報われるのか、家族の支え等
普遍的に共感できる話で、充分見ごたえはあったとのことで、観て良かったという感想でした。

個人的にケチをつけるとしたら指原さんの「十字架」発言は入れないでよかったというか、
HKTに愛着があるって言うのなら、もう今更「十字架」なんて言わないで欲しいなぁと思いました。
その発言をするならいっそ
「指原さんは卒業公演をすることになったらHKT劇場でしたいですか?それともAKB劇場ですか?」
って訊いてみたい気持ちになりました。

思い入れというのは人それぞれだし、
自分自身も先々週入場したのが現HKT劇場の最後になるだろうと思ったら凄く切ない気持ちになりました。
そういう意味では指原さんを育てたのはAKB劇場ですし、最後は…と思う気持ちもあるのかもしれませんが、
HKTとしての活動歴ももう4年ですし、私としては前に十字架発言をしたとき同様に今回もそれは聴きたくなかった。
あそこでドヤ顔しちゃうのが彼女らしいっちゃ彼女らしいんですけどね。

あと、16分割の横アリは凄かったですね。
あそこから4周年までのHKTの快進撃が凝縮されてから
紅白落選のつまづきを対比させてるのでしょうが、
その快進撃の部分も、
16分割のカメラや九州各地、全国各地、海外での公演と
色々なところから誰かが「(メンバーの努力を)見てくれている」っていう事を表現しているようにも思えました。

私たちのようなファンや、そして家族、仲間が見てくれているという事
そして見られているという事は手を抜いたところも見ているわけで、
頑張っている姿が見れるから48Gが好きな私にとって、
この作品の愛の連鎖は将来に繋がっていく可能性を予感させるものでした。

まずは今年のアレで結果を出すしか愛の表現はできないんだなぁと
悟りにも似た年貢への責務を改めて感じさせられる貞子よりも現実的に恐ろしい映画でした。

指原莉乃監督、素敵な作品をありがとう。